訪問美容師になりたいと思ったキッカケ4

そんなこんなで、社会人スタートした私。
さあ!夢の美容師!
頑張るぞーーー!
と思っていた矢先、私は衝撃的な事実を知ります。

なんと…自分は手先が不器用だったのです!!!笑
多分、周りから見ると随分前から知られていたことのように思いますが、全く気付いていなかった私は器用までは思っていなかったものの、人並みくらいに思っていました。

が、先輩方には歴代でいちばん不器用だと言われるくらいの不器用さでした。

美容師になって初めて教えて頂いた技術、『シャンプー』の試験になかなか合格を頂けなかった私は、「先輩、私のこと嫌いなのかな…」と被害妄想するくらいの思い込み様。

今思うとどんだけ自信家なんだと思ってしまいますが、当時の私は本気でそう思っていたんです。


1年が経ち、当時教えて頂いていたカラーの技術もなかなか上達が遅く、一緒に美容師スタートを切った同級生と比べても全然すすめていない自分に落ち込み、「美容師向いてないのかな…やめようかな…」と思った事もありました。


そんな時、支えてくださったのがハグズのオーナー、長本でした。

長本は「大丈夫だよ。僕も不器用だったから。同期の中でいちばん不器用だったんだよ!手荒れがひどくなって大変だったけど、今こうして美容師出来ているでしょう?のぞみさんならできるよ」

そうだなあ、今は社長さんにまでなっているんだもんなあ。

私にもできるかな?と思いました。

それ以来、私は自分が不器用だということを理由に美容師を辞めたいなんて、一回も思わなくなりました。

むしろ、私は不器用らしいから人の何倍もしないと身につかないんだな!と割り切ることができるようになったのです。


営業中はよく物をひっくり返し、つまずき、すぐ泣く、要領が悪くて汚い言い方すれば使えないし、猫より無能だった私を根気よく待って育てて下さったハグズの先輩方には感謝しかありません。


そんなこんなで5年。

お陰様でスタイリストになることができました。

お客様や先輩方はまだまだ勉強不足で至らない私を見守りながら、尊重してくださいます。

本当に素敵な環境を頂けたと思っています。

ありがとうございます。

訪問美容 Kito Kito

いくつになってもわくわくして 思わず何度も鏡を見たくなって ステキって自分を褒めてみたりして そんな日常をみなさんと築いていきたい🌱

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